初対面で好印象を持たれる男性とは

初対面で好印象を持たれる男性は、婚活でも仕事でもうまくいってます。特に婚活では、最初が肝心。最初にお会いした時に、「プロフィールと実際に会った時の印象が違った」と断られてしまったら台無しです。
こちらでは、婚活をする上で重要な、初対面で好印象を持ってもらうための５つのコツをお伝えしていきます。

「初頭効果」という言葉はご存じでしょうか。

　これは、ポーランド出身の心理学者であるソロモン・アッシュが自身の研究から提唱したもので、複数の情報から『記憶する・印象をつくる・判断を下す』とき、最初に受けた情報がとくに大きな影響を与える、という心理現象のことです。

婚活では、まず最初に受けた情報が好印象であれば、相手から「もう一度会いたい」と思ってもらえますし、相手とよい関係をつくることができるので、その後、交際、結婚に進む確率が上がりやすくなります。一方、最初によくない印象を持たれると、その時点でお断りとなります。

この最初に受けた情報＝第一印象とは、何で決まるのでしょうか? その大半は、「見た目」です。これは、アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」がわかりやすいでしょう。

「メラビアンの法則」は、話す言葉、話し方、表情が矛盾していた場合、人がその情報を解釈する判断基準に何がもっとも影響を与えるかを調べた研究です。例えば、「好意的なことを話しているのに、怒った口調や表情だった場合に、一番印象を左右するものは何か」を調べたわけです。

その結果

• 見た目、表情、身振り：５５％
• 口調や声の大きさ、質：３８％
• 言葉の意味や話の内容：　７％

話の内容や口調などより、見た目がはるかに大きい影響を与えています。そう考えると、婚活中の男性は身だしなみを気を付けなければならないということがよくわかります。お見合いにおいて初対面のお相手と会うときには、とにかく、身だしなみをきっちり整えておくことが、婚活中の男性にとって好印象を持たれるための第一歩です。

初対面のときは、自分も相手も緊張しています。無意識のうちにも「この人はどういう人だろうか…」と警戒している状態にあるということです。婚活において好印象を持たれるためには、まず、この警戒心を解いていく必要があります。そのために、婚活相手が「YES」と肯定してくれる言葉を投げかけるのです。

例えば、「急に寒くなってきましたね」「コロナも収まってきましたね」といった、とりとめのない内容で、相手が「そうですね」としかいいようがない言葉を投げかけます。すると、肯定することになりますから、自然と警戒心や緊張が解けて、「この男性はいい人かもしれない」というふうに思ってもらえるのです。逆に、相手に「NO」と言わせてしまうような言葉はNGです。

ただ、このような言葉は、最初に緊張をほぐすためのものですから、せいぜい３つくらいにとどめておきましょう。1つだけだと少ないし、5つ以上だと本来話すべき内容について話す時間もなくなります。とりとめのない話ばかりだと、「話が弾まなかった」「価値観が合わなかった」「性格不一致」と何もわからないまま婚活（お見合）が終わりになりますので、その点にも注意してください。

「返報性の原理」というのがあります。

「返報性の原理」とは、相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる心理のことです。

スーパーマーケットでの試食や、試供品の無料提供などはこの返報性の原理が使われています。試食した客は「せっかく食べさせてもらったし」と、味がどうだったかにかかわらず「買わなければならない」という気持ちになるというものです。

これを婚活中の男性は、初対面の人と会う場に活かしてください。誰もが、 無礼で不親切で傲慢な人に好印象を持つ人などいません。ならばその反対に、丁寧で親切で謙虚な言動を心がける、そうすれば、相手は「この男性は丁寧で親切で謙虚だな」と好印象を抱き、「わたしも丁寧に親切に謙虚に接しよう」と思ってくれます。そうすることで、婚活では関係が交際、結婚へとよいものになっていく可能性が高まります。
 

返報性の原理をさらに活かすために「オウム返し」を心がけるのも婚活ではおすすめです。

相手が何かをいったとき、ただうなずいたり肯定したりするのではなく、相手の言葉をそのまま返します。

例えば、「このケーキおいしいですね」と言ったら、「ホントですね。このケーキおいしいですね」というといった感じです。

そうすると、ただうなずいたり肯定したりした場合と比べて、相手は「この男性はきちんと話を聞いてくれる人だ」と好印象を持ち、さらに「私もきちんとこの人の話を聞こう」と傾聴する姿勢を持ってくれます。

「共通点を見つける、しかも、希少性を探しましょう」

初対面の人と話していたら、偶然にも共通の知り合いがいて、話が盛り上がったという経験はないですか?
しかもそういうときは、「どうしてこの人と接点があるのだろう」と思えるような意外な人が共通の知り合いだったときほど、会話は盛り上がります。それこそ、希少性です。

そのような希少な互いの共通点を見つけることができれば、相手との心理的距離は一気に縮まり、親密度や安心感、信頼感が高まります。

もちろん、偶然に左右されます。しかし、どんな時でも、なるべく共通点を見つけることを意識しましょう。特に男性は共通点を見つけるのが苦手な方が多いですので、婚活相手のプロフィールをよく読んで、共通点を探してからお会いしましょう。その共通点は、「こんなことってある?」と思える希少なものほどいいのですが、希少とまでいえなくとも共通点が見つかれば人は自然と打ち解けていくものです。

そうするためには、偶然に任せるだけでなく多くの人と共通点になりそうな引き出しを増やしておくことも大切です。女性の趣味に多い、旅行、ドライブ、映画、音楽鑑賞、スポーツ観戦、グルメ、お酒、ファッションについての知識を持っておくことも大切だと思います。

「それ、〇〇というブランドのものですよね? 自分も好きで持ってるんですよ」

「そこのカフェ、僕も行ったことあります」

など、婚活では、共通する会話は間違いなく弾みます。

初対面で好印象を持たれる５つのコツ、いかがでしたでしょうか？

これらは、それほど難しいものでもありませんが、慣れもありますので、少しずつ取り入れてみてください。

「初対面で好印象を持たれる男性」は婚活だけでなく、仕事でも好印象を持たれる男性になれるはずです。

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