ポジティブで感じのいいリアクションとは?

 

私は、これまで5,000人以上のエンジニアやビジネスパーソンの性格分析を行い「論理的思考が強くリアクションが少ない」という悩みを抱える方々に向けて「ポジティブで感じのいいリアクション」を身につける方法をお伝えしてきました。

もしあなたも「淡々と話してしまい、表情が乏しいと思われる…」と感じたことがあるなら、ぜひこの記事をご覧ください。ちょっとした工夫で、あなたの印象ががらりと変わる方法を具体的に解説します。

「この人と話すと気分が上がる」「場を和ませるのが上手いね」と周囲から言われるようになり、好感度や信頼度がグッと高まるはずです。

なぜなら、長年の経験をもとに、性格特性に合った改善法をシンプルなステップでご紹介するからです。

論理的思考を活かしながら、ポジティブな感情表現を手に入れる。その方法を今から一緒に学んでいきましょう。

 

どうして淡々と見えてしまうのか?

私がこれまで多くのエンジニアの性格分析をしてきた中で、もっとも多かった相談のひとつが「淡々と話してしまい、表情が乏しいと思われる」という悩みです。

あなたも、相手から「怒っているの?」「興味ないの?」などと言われて、困ったことはありませんか? 実は、このような状態になってしまう理由のひとつに、性格の特性が大きく関わっているのです。

エンジニアに共通する性格特性

エンジニアの性格特性で共通しているのが、A(大人)が高い+FC(自由な子)が低いことです。

  • A(大人)高い人の特徴

論理的、合理的、計画的、仕事が早い、冷静、情に流されない

  • FC(自由な子)低い人の特徴

落ち着きがある、感情のムラが少ない、わがままさがない

という特徴があります。

なぜ「淡々とした印象」になってしまうのか?

①A(大人)が高いと感情よりも理性が働く

Aが高い人は、真剣に話を聞いて、頭の中で情報を整理しすぎるあまり、会話のテンポが落ちたり、うなずきや相槌などリアクションが減り、結果として淡々とした印象を与えてしまうのです。

 

②FC(自由な子)が低いと、感情表現が控えめになる
FCが低い人は、落ち着きがある一方で自分の欲求や感情
を出すことが少なくなりがちです。心の中では「面白い」「すごい」と感じていても、顔つきや声のトーンにうまく反映されないのです。その結果、この人はクールすぎる」「感情がない」と誤解されてしまうことに。

あなたは普通に接しているつもりなのに、「距離を置かれてしまう…」「話しかけづらい人」と誤解されていませんか?

リアクションを豊かにすることは可能!

しかし、これは決して変えられないものではありません

論理的な強みを持っているあなたでも、ちょっとした訓練で表情やリアクションを豊かにし、より親しみやすい印象に変えることができます。

実際、私がこれまで関わってきた方の中には、ほんの少しの練習で「明るい印象になった」「話すのが楽しくなった」と変化を実感した人がたくさんいます。

 

次は、あなたの性格特性を活かしながら、どのようにしてポジティブで感じのいいリアクションを身につけられるのか、その具体的なステップを詳しく紹介します。

明るい印象をつくる!リアクション改善の3ステップ

性格特性では、A(大人)が高く、FC(自由な子)が低い人は、どうしても表情やリアクションが淡々と見えやすいことをお話ししました。

では、どうすればリアクションを豊かにし「明るい印象」を持たれるようになるのでしょうか?

 

そのために、誰でも実践できる3つの方法をご紹介します。

1. 体を上下左右に動かす

まず最初のポイントは、体を動かすことです。

FCが高い人は、身振り手振りが多く、言葉に抑揚があり、よく笑ったり表情が豊かです。しかし、FCが低いと、動きが少なく落ち着いて見える、おとなしい印象になりがちです。

そのため「リアクションが乏しい」「感情が伝わりにくい」と思われることがあります。もしあなたがそう感じているなら、意識的に体を動かしてみてください

 

たとえば、

  • 相手の話に対して「いい!」と感じたときは、軽く体を前後に揺らしてうなずく
  • 疑問に思ったときは、首や体を傾けて「本当ですか?」と驚きを表す。

小さな動作で構いません。

できそうなら、上半身をグッと乗り出してみたり、手のひらを広げて「~と言ってみたんです!」と説明してみるのもいいでしょう。

 

最初は「こんなに大げさにするのは恥ずかしい」と思うかもしれません。でも、実際にはあなたが思う以上に周囲には控え目に映ることが多いのです。そのため、意識的に少しオーバーにやるくらいが、ちょうどよいリアクションになります。

体の動きを取り入れると、感情がより伝わりやすくなるだけでなく、視覚的に相手の印象にも残りやすくなります。なぜなら、視覚情報は言葉よりも強く印象に残り、「理解」と「共感」の距離を一気に縮めてくれるからです。

2. オノマトペを使って言葉に“動き”を加える

次におすすめしたいのは、会話の中でオノマトペ(擬声語・擬態語)を取り入れるという方法です。

たとえば「サクサク」「キビキビ」「バシッと」といった言葉を使うだけで、あなたの発言に生き生きとしたイメージを付け加えることができます。

論理的なAが高い人は、どうしても事実や数字を入れて話すので硬くなりがちです。でも、そこにオノマトペを一つ入れるだけで、「具体的なイメージ」や「感情の動き」を相手に伝えやすくなります。

 

たとえば、プロジェクトの進捗を説明するときに、

「この部分はスイスイ進みましたが、あちらはまだゴタゴタしていて…」

というふうに言うと、スピード感や混乱ぶりが視覚的に伝わります。「なんだか大変そう」「だから早く解決したい」という気持ちが相手の中で芽生えやすくなるのです。

FCが低いと、 落ち着いた印象を持たれやすいですが、その分、会話に変化が少なく単調に聞こえてしまうことがあります。しかし、オノマトペを使うだけで、無理に声を大きく出したりオーバーアクションをしなくても言葉にリズムや音の響きを持たせることができます。

オノマトペを取り入れることで、言葉に動きが生まれ、会話がより伝わりやすくなります。

その結果、「この人の話はイメージしやすい!」と感じてもらいやすくなり自然と好印象につながるのです。

3. リフレーミングでネガティブをポジティブに変える

最後に、ぜひ身につけてほしいのが「リフレーミング」です。

リフレーミングとは、物事の見方や言い方を変えることで、ネガティブな印象をポジティブに捉え直す方法です。

たとえば、Aが高い論理的に考える人は、リスクを避けようとして「もしダメだったら」と慎重に考えることが多いです。これはリスク回避としては良いことですが、そんな時こそリフレーミングを使ってみましょう。

「失敗した」ときに、ただ落ち込むのではなく、

どこを改善すればうまくいくか?」

「次につながるチャンスだ」

と考えてみるのです。このように視点を変えることで次の行動につなげるポジティブな思考を持つことができます。

 

また、この思考を身に着けると相手に対しての言動が変わります。

たとえば、手が

「仕事でミスしちゃった」と言ったとき、

「ミスは君のせいじゃないよ」と慰めるだけでは気分は晴れないかもしれません。

代わりに

「その経験があるから、次はもっとよくできるね」とか

「このミスから学べることがありそうだね」と伝えると前向きにとらえやすくなります。

 

あなたが自らポジティブに変換することで、場の雰囲気が和らぎ、「話していると気分が上がる」と思われる効果が期待できます。

 

リフレーミングの習慣を身につけることで、様々な効果があります。

  • 失敗を「成長の機会」として捉え、ストレスを軽減できる。
  • 前向きな考え方が身につき、問題解決能力が向上する。
  • 自己肯定感がアップし、自信を持ちやすくなる。
  • 会話の雰囲気が明るくなり、相手との距離が縮まりやすい。
  • 相手からの好感度が高まり、選ばれる可能性が高まる。

 

リフレーミングの習慣を身につけることで、仕事やプライベートでの充実感が増し、より豊かな生活を送ることができるでしょう。

FCを意識的に高めていく方法

さらにポジティブさを自然にだせるように、FCの要素を意識的に高めていくことも有効です。

FC(自由な子)とは、明るく自由で、エネルギッシュ、アイディアや発想力も豊かな性格です。

日常生活の中で、以下の点を少しずつ取り入れてみましょう。

 

感情を素直に表現する

「わー」「すごい!」「へー!」という感嘆の声や「おいしい!」「うれしい!」と感じた時に、言葉や表情で表現してみる。「辛い」「嫌いだ」といったネガティブな感情も表現してみる。

ユーモアを取り入れる

冗談を言ったり、面白いことを見つけて笑ったりする。心を解放し、親しみやすさを生み出します。

「好き」「楽しい」を追求し、楽しかったことを感情語を使って共有する

自分が何が好きで、何をしているときに楽しいと感じるのかを意識する。その日にあった嬉しいことや楽しかったことを思い出し、「〜って面白かった!」と感情を表す言葉を意識して抑揚をつけて話す。

新しいことに挑戦する

今まで経験したことのない新しいことに積極的に取り組む。コンビニで新しく見つけたお菓子を食べるなどから始めるのもいいでしょう。新鮮な感情や発見があり、それが表現力へと繋がります。

結果よりも楽しむことを大切にする

何をするにしても、結果や損得ばかりを気にするのではなく、「楽しかったからOK!」という気持ちを持つ。失敗も学びの機会と捉え、経験そのものを喜ぶようにすることで、前向きな気持ちを育むことができます。

 

FCを上げる5つの方法と、これまでご紹介した3つのリアクション改善ステップを実践することで、婚活の場で「話しやすい」「一緒にいて楽しい」といったポジティブな評価を得られるようになります。

さらに、何よりも大きな変化は、ご自身がコミュニケーションを楽しめるようになることです。楽しめるからこそ自然なリアクションが生まれ、自信を持って会話ができるようになります。

FCの要素を意識して日々の生活に「感情を表現する」「楽しさを味わう」習慣を取り入れることは、あなた自身の魅力をより自然に引き出すことにつながります。自分らしさを大切にしながら、人との関係がよりあたたかく、前向きなものになっていくはずです。

 

小さな一歩の積み重ねが、大きな変化を生み出します。まずは、できることから気軽に試してみてくださいね。

 

まとめ

以上、淡々と見えてしまう悩みを解決し、人と楽しく話せるようになるための具体的な方法をお伝えしました。

Aが高い人は、慎重に考えるあまり、ついリスクや問題点に目が行きがちです。FCが低いとリアクションが少なく、感情を表に出すのが苦手。これはあなたの性格の強みの裏返し。少しの意識、体を使った表現やオノマトペ、リフレーミング、FCを高める習慣といったちょっとしたテクニックを取り入れるだけで、あなたのコミュニケーションはぐんと変わっていきます。

体の動き → 表情豊かに見える

オノマトペ → 会話にリズムと温かみをプラス

リフレーミング → ポジティブな空気を作れる

FCを高める習慣 → 感情表現や前向きさが自然と育つ

 

これらを日常に少しずつ取り入れていくだけで

「この人と話すと楽しい!元気になる」「なんだか感じがいい✨気分が上がる」そんな風に思ってもらえるあなたになります。

論理的思考を活かしたまま、あたたかみのあるコミュニケーションを身に着けて、もっと豊かな人間関係を築いていきましょう。

まずは今日の会話から、小さな変化を意識して始めてみてください。

 

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